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大変遅ればせながら、25日のエクス・ポナイト2にご来場いただいた皆々様、どうもありがとうございました。お陰様で大盛況で本当によかったです。内容的にも頗る満足のゆくものになりました。この場を借りて,出演者の方々とO-NESTのスタッフ、ウチ関係のお手伝いさん達にもお礼申し上げます。ああ、よかったよかった。疲れたけどね。 実は今回のポナイトには個人的に二つのテーマがあって、1)オレがなるたけラクをする。2)タイムテーブルを押さない。というものだったのですが、1)は前回かなりシンドかったので今度は色々フッてしまってラウンジでのんびり、という妄想を抱いてたのですが当然全然ムリでした笑。沢山の方にお目にかかったり紹介されたりしたのに碌にお話できなくてスミマセン。2)も当日居た方にはお分かりのとおり、やっぱし結構押してしまいました。とにかくトークとライヴがずっと繋がっているもので、少しずつでも次第に取り返しのつかない事態に……しかし30分遅れでトリのヘアスタ中原昌也が強力ギタリスト青山真治を従えてステージに登場した時には奮えが走ったものです。 当日の内容についてはレポートや感想などが既にネットに色々上がっているようですのでご参照ください。 ともあれ、ありがとうございました。 ところで、以前告知した産経新聞の記事ですが、既に掲載されてました。 ココで読めます。 ありがとうございます。 前にも何度か「プロが作るミニコミ」的な紹介をされていて、僕はまあ一応、書き手としてはプロ(=フリーランス)なのでそれはそうなんですが、でも編集者としてはまったくのアマチュアであって(僕は編集者経験が一度もありません)、エクス・ポという雑誌は−良くも悪くも?ーそのアマチュアリズムというものがエディトリアルという面での個性になっているのだと思っています。僕はそもそも「専門家性=権威性」と「当事者性=内輪性」というものが嫌いです。思えば、僕がやってきたことは、雑誌作りにしても、コンサート制作にしても、海外からの招聘にしても、CDレーベルにしても、全部が全部、相当に無理矢理で、つまりはアマチュア的です。そもそも書くことだってそうかもしれない。そして、アマチュアリズムで挑んでみてはじめて出来ること、アマチュアでないとやれないことがあるのだと思っているのです。 ポナイトで売っていた奔屋の藤原君が出したミニコミ「テルテルポーズ」のインタビューでも喋りましたが、僕が擁護顕揚したいものは、好奇心(未知なる何かへの期待)と多様性です。世界には、まだまだ自分が知らないコト/モノが無数にある、そしてそれは刻々と今も生まれつつある、ということ。その事実を全身で肯定することが、僕の唯一の行動原理です。 エクス・ポナイトは、昔やっていたアンノウンミックスのイベントを音楽以外にも拡張したものです。ポナイトは具体的な時空間の中に缶詰にされた濃縮雑誌です。他ではありえない豪華な顔ぶれと意外な組合せに、わー!と驚き、おー!と納得、されるのが願いです。しかし、誌面にしてもイベントにしても、佐々木敦だからこういうことが出来るのだ、というようなことを言われたり書かれたり陰で言われたり書かれたりしているようですが、肯定的にせよ否定的にせよ、それは一寸違うと僕は言いたいです。本当はやろうと思ってやったらやれるかもしれないのに、多くのひとが、やってみる前からやれないものだと、やってもしかたがないものだと、やってもうまくいかないものだと決めてかかってやらないようなことを、僕は、やれるかどうかはわからないまま、とにかくやってみた、ひたすらやってきた、のに過ぎません。そして、そういうことをやったからこそ、敢て言えば、僕は「佐々木敦」になったのだと思っています。 現在、エクス・ポ5の制作が佳境に差しかかりつつあります。ポナイト3も必ずやります。 どうぞよろしくお願い致します。 ▲
by EX-PO
| 2008-07-28 12:53
エクス・ポナイト VOL.2 2008. 7.25(金) 会場:渋谷 O-nest(Tel: 03-3462-4420 http://www.shibuya-o.com/) open / start 18:00 door:¥ 2,500(drink別) ※ 当日券のみの販売となります。 ●LIVE d.v.d フルカワヒデオプラス(古川日出男 + 植野隆司(テニスコーツ)+ イトケン(d.v.d) + 戸塚泰雄) ヘアスタイリスティックス a.k.a 中原昌也 ●TALK 岡田利規 × 本谷有希子 + 佐々木敦 「リアルなものの行方」 鈴木謙介 × 栗原裕一郎 × 仲俣暁生 + 藤原ちから 「ゼロ年代のJ論壇をめぐって」 古川日出男 × 円城塔 + 佐々木敦 「「小説」をヴァージョンアップする」 ●DJ 鈴木謙介 仲俣暁生 佐々木敦 スズキロク ヤノピヤノ and more??? 主催 & 問合せ: HEADZ (03-3770-5721 http://www.faderbyheadz.com) ▲
by EX-PO
| 2008-07-21 14:08
・「群像」の創作合評に参加しています。担当は三ヶ月で、他のお二方は奥泉光さんと鴻巣友季子さんです。初回は一番年下ということで「あらすじ」を仰せつかったのですが、上手だと褒められました。「あらすじを嗤う者はあらすじに哭く」(トヨザキ社長←一部改変)。 ・「ユリイカ」の連載「「即興」の解体」も早くも次号で第四回。僕がこの連載でやろうと思っていることは、まず第一に、「即興」ということを、美学的な問題とも、また倫理(学)的な問題とも、完全に切り離された所で考え直してみることです。ここで考えていることは、もう過去何年もに渡って、じっくりと煮詰めてきたことなのですが、いざ実際に書いてゆこうとすると、とても大変。どうか暖かく見守ってください。 ・「現代詩手帖」の「インターポエティクス 状況へ」。現在出てる号では吉田アミと吉増剛造について、次号では高貝弘也について書いています。 ・「インビテーション」の二冊斬りは針谷卓史『花散里』と泉和良『エレGY』を紹介しました。どちらも講談社BOXより。針谷氏は三田文学新人賞作家で、泉氏は流水大賞の優秀賞受賞者です。タイプは違うけど(語り手のメタ自己ぶりは似てますが)、どちらもとても素晴らしい作品です。講談社BOX恐るべし。 ・エクス・ポについて、産経新聞文化部の取材を受けました。掲載はたぶん今月下旬かと。 ・チェルフィッチュ『フリータイム』のDVDのブックレットに、岡田利規×大谷能生×佐々木敦の超ロング・アフタートークが採録されている模様です(僕はまだ現物を見てませんが)。ココで買えます。 ・黒沢清『トウキョウソナタ』を観ました。はっきり言って黒沢作品の中では(『アカルイミライ』と同じように)異色作だと思いますが、流石に見事です。 ・青年団「眠れない夜なんてない」を観ました。「打倒チェルフィッチュ、五反田団」とは(悪い意味じゃなく)思わなかったけれど、今回はとりわけテーマの部分で、かなり興味深かったです。平田オリザ氏は、現在では珍しく(?)、水平的な「世代」ではなく垂直的な「時代」を取り扱っている表現者のひとりだと思います。 ・ミクニヤナイハラプロジェクト「五人姉妹」。(僕の観た回はあんまし出来がよくなかったそうなんですが)スゴい面白かった!。ニブロールでやってきたことの「演劇」への応用/導入という意味で、この作品で矢内原さんは何かを確実に掴んだと思う。高速&濃縮メタシアター。 ・いよいよ月末発売の舞城王太郎の超大作『ディスコ探偵水曜日』を一足先に読了しました。上下巻で約1000ページ!。ゲラで読むのホント大変だったよ。 ・あ、そういえばいつのまにかマイ・バースデイを通り越してました。人生四度目のゾロ目になってしまいました。 ・そんなわけでトシを取ったということもあってか、完全にオーバーヒート気味です。歩くと目眩が……大丈夫なのか自分?、と問い掛けてますが、大量のやるべきことはまったく待ってはくれないのです(というか結構随分待たせてもいるのですが…) ▲
by EX-PO
| 2008-07-14 13:04
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