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ブレインズでの僕の最初の講義だった「批評家養成ギブス」卒業生有志による批評ユニット「アラザル」が、遂に同人誌の第二弾を完成させました。 なんと400ページ超え、表紙やデザインも一号以上に進化していて、これはちょっと相当に素晴らしい仕上がりです。 5月10日(日)の文学フリマで先行発売されるそうです(ちなみに今回はHEADZの出店はありません)。アラザルのブースはF-13。値段は税込1000円です。 先行販売特典は前回の文フリで40部だけ販売された実験批評集「アラザレ」普及版(100部限定)とのこと。 で、気になるその内容は、 [企画] 円城塔インタビュー 『書く機械、かく語りき』 大谷能生インタビュー 『THIS MAN IS BEBOP』 陣野俊史インタビュー 日本の批評家を訪ねて 第一回 佐々木敦インタビュー 『佐々木家の日常』 Skype批評特別企画 『アラザルは何をするのか?』 [批評] 近藤久志 『われらが歌う時』まで 杉森大輔 おととことばのあわいに 高内祐志 この批評に◆◆あるいは△△といった類いのタイトルをつける気はない、あるいはこの文章は批評ではない 安東三 童貞論 黒川直樹 シー2ラック&20081228 ―― 大橋可也&ダンサーズ「帝国、エアリアル」に 諸根陽介 21Fの窓から飛び降りる準備はできていた 西田博至 一柳慧のいる透視図――ニッポンの批評へ(連載第1回) 西中賢治 鬼頭健吾、最前 山本浩生 呑評・2009 「二酔人ぐだぐだ対談」 山下望 33,333字、後‥‥。〝武梨えりへの手紙〟を、3回書き直す。――かんなぎ・相対性理論・霊感少女ヒドミ―― 畑中宇惟 動かないものを動かす、動くものを動かさない 三上良太 ぼくの佐々木さん 「ゼロ年代の批評」のモノトナスな風景に楔を打ち込む、ユニークでクリエイティヴ、そしてプレイフルな批評文が揃っています。元生徒だからではなく、率直に言って非常に面白いです。 僕のはともかく他のお三方のインタビューも大変面白いです(特に円城塔さんのは決定版といってよいものだと思います、色んな意味で示唆的。「そうか俺は狭いのか」とか…)。 ちょっと気になる(笑)タイトルの三上君(彼はギブス卒じゃないのですが、第二期ブレの「4分33秒」と「短編小説講義」にわざわざ大阪から来て受講してくれた人です)の長大な「ぼくの佐々木さん」は、批評というよりは「小説」として読むと大変面白いです。実は事実は殆ど書かれてないけど、しかし真実はある、というか。「佐々木敦論」としては必ずしも首肯しないところもありますが、感動させられてしまいました。 そんなこんなで、どうぞよろしくお願い致します。買ってあげてください。 ![]()
by ex-po
| 2009-05-05 00:55
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