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さて、連投になりますが、まずはHEADZのことから。 日本の(日本だけじゃないと思いますが)音楽産業は、総体的にはちょっと救い難いほどの衰退と摩滅を続けています。ウチのような超零細レーベルでさえ、そのマイナス影響は否定できません。今年は非常に厳しい一年でした。それでも僕は単純な売れる売れないよりも、なぜその作品をHEADZから出す意味があるのかを第一に考えてきたし、今後もそうするつもりでいます。確かに状況は明らかによくない。けれども、ただ目先の利益が欲しいだけの連中がクオリティコントロールやオリジナリティの追求をないがしろにすることで自分からダメにしている部分も相当大きいのではないかと思います。僕は別にビジネスでHEADZをやってるわけではないので、この風潮には徹底的に抗い続けるつもりです。 2009年、HEADZは膠着し停滞するこの国の音楽シーン&音楽ジャーナリズムに「最後の闘い」に挑みます。具体的には年明けに発表します。お楽しみに。 現在休刊中のエクス・ポですが、第一期を一年六冊で一旦終わったのは最初から決めていた既定路線であって、昨今の雑誌休刊ブーム(?)とも出版不況とも全く関係ありません。 2009年春、エクス・ポは満を持して第二期をスタートします。内容もデザインも変わります。実質的にはまったく新しい雑誌といえるかもしれません。ほんとうはポ祭で大々的に発表するつもりだったのですが、ちょっと準備が間に合いませんでした。でも、こちらも年明けのなるべく早い時期には、この場でお伝えしたいと思っています。期待していてください。 最後に、個人的な書き仕事についてですが、こないだのLifeでもちょこっと言いましたが、今年の初めに「5冊本を出す!」とブチあげたにもかかわらず、結局2008年は『絶対安全文芸批評』『LINERNOTES』『「批評」とは何か?』の3冊しか出せませんでした。結構ガンバったんだけどなー、、、ということで、2009年はまず、今度こそ本当に、長年の宿題である『90年代論』を仕上げます。基になっているSFCでの講義を大幅にヴァージョンアップした内容になります。ここまで来るとさすがにオオカミ中年の誹りを免れませんが、ホントにホントです。それから、なんと二冊の書き下ろしを予定しています。一冊は新書、一冊は某社で始まる新しい叢書の一環です。内容はまだヒミツですが、どちらも僕が過去に書いてきたものとは、色んな意味でかなり違ったものになります。 とはいえ、それらとは別に、何誌かの雑誌連載が終わるのに伴い、新たな連載も幾つか始める予定です。2008年は人前で喋る機会が以前にも増して多かった一年でしたが、2009年は物書きとしての初心に立ち返り精進したいと思っています(09年も喋るとは思いますが……)。 2008年は、前年からエクス・ポとブレインズを始めたこともあり、率直に言って非常に忙しい年でした。珍しくストレスフルになっている自分を感じたこともしばしば。 でも2009年も、もうすこしだけ、もうちょっとだけ、もっともっと、頑張ってみたいと思っています。 来年のテーマは「多様性の擁護」です。僕のすべての行動は、バラバラのまま、完璧に繋がっています。どうぞよろしく。 皆様、よい年をお迎えください。
by EX-PO
| 2008-12-31 18:54
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