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なんだか今更(?)ですが、週刊文春のミステリーベスト2008のアンケートへの回答をアプしておきます。 第一位 『ディスコ探偵水曜日』舞城王太郎 前半のいつ終わるとも知れない推理合戦の異様なまでの冗長さこそ、わが国で独自の進化を遂げた「新本格ミステリ」への鎮魂歌である。「謎と解決」の本質的なナンセンスを曝け出したという意味で真摯かつラジカル。 第二位『めぐり会い』岸田 るり子 初期の戸川昌子やセバスチャン・シャブリソなんかを思い出させるダークでロマンチックな心理ミステリ。結末をまったく予見できないアクロバティックな展開に唖然。もっと評価されていい人だと思います。 第三位 『遠海事件』詠坂雄二 連続猟奇殺人犯の心の真相に迫りつつ、読者に意外なうっちゃりをかける技巧派新人。「動機」に仕掛けるトリックというのはまだ開発可能であることを証明した。 第四位 『ラットマン』道尾 秀介 『カラスの親指』よりこちらを。相変わらず伏線の妙とサプライズ・エンディングの切れ味が光る。と同時に哀切な青春小説としても秀作。 第五位 『復讐者の棺』石崎幸二 ゆるゆるの脱力ギャグ・ミステリだが、骨子は極めて本格ミステリ的。女子高生二人に罵倒され続ける主人公のキャラがたまらない。端正な推理としょうもない笑いの異種混交ぐあいがヘンにクセになります。 見事にベスト10は 『ラットマン』しか被ってないです苦笑。海外版は辞退しましたが、第一位のフロストものは昔かなり好きでした(が新作は読んでない)。あとはジョー・ヒルとD・M・ディヴァインかなあ。『ケンブリッジ大学の殺人』グリン・ダニエルてのも面白かったです。
by ex-po
| 2008-12-15 22:19
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