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・アテネフランセでフレデリック・ワイズマン監督の第一作『チチカット・フォーリーズ』を観た。初見。というよかワイズマンの映画ほとんど観たことないよ。なので今回の映画祭でバッチリコンプろうと思ってたんですが、仕事の都合でどうしても全部は観られない(当たり前だ)ことが判明したのと、一本目にして、上映が終わるなり次回の列に並ぶべくホールを飛び出してゆく現役(もしくはヴェテラン)シネフィルの方々の気合いに思い切りアテられて(オレも昔はあんなだったんだなー)、ついフラフラとそのままアテネを出て神保町で書店めぐり。 ・夜、明大前のキッドアイラックホールで、刀根康尚、大友良英、Sachiko Mのライヴ。刀根さんと久しぶりにお話する。NYとどっちが寒いですかと尋ねたら、オーストラリアから来られたそうで、つい数日前に泳いだばかりなので東京は寒いと仰られていた。演奏は前半が刀根さんと幸子さんのデュオ、後半がトリオで、それぞれ40分以上の結構長いセットだったが、圧倒的に素晴らしかった。満員ということで初めて二階席(というか空きスペース?)に通されたのだが、俯瞰なので機材や手元がバッチリ見えて良かった。しかしいつ聴いても刀根さんの音は凄まじい。まさにザ・ワールド・キング・オブ・グリッチ。真の意味で「ノイズ」と呼び得る音楽を行なっているのは、刀根さんと秋田昌美さんだけじゃないだろうか? ・途中から吉住唯君が来て小さなスペースを二人で分け合う。彼が担当した山本精一さんのエッセイ集『ゆん』が河出から3月に刊行されます。エクス・ポでも特集した画伯の個展も原宿で開催され、豪華なトークやライヴが予定されています。詳細はココ。
by EX-PO
| 2008-02-20 12:01
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